エブ&フローシステムやドリップシステムでは、さまざまな種類の培地を使用できますが、再循環システムに使用する培地は、不活性なものでなければなりません。
再循環システムで使用できる培地の種類は?
不活性な培地は、培養液中の肥料を吸着することもなければ放出することもありません。たからといって培養液のpH値にも影響しないということではありません。例えば、pH値が中性であるロックウールは肥料を含んでいないので、培養液のEC値を上げることはありませんがpH値をあげます。しかしポッティング・ソイル(培土)は、肥料を含んでいるため、不活性ではありません。そのため培養液中に、特定の肥料成分を過剰に放出します。一方、ココ培地は、培養液中にある特定の肥料成分を吸着します。もしもこのような不活性でない培地を再循環システムで使ってしまうと、植物は肥料障害を起こしてしまいます。
不活性な培地には、クレイ・ペブルス、パーライト、ロックウールがあります。これらの肥料が含まれていない培地は、培養液の肥料成分に影響を及ぼさないため、再循環システムに最適なのです。
CANNA AQUA肥料
CANNA AQUA肥料再循環システム専用に開発されたCANNA AQUAは培養液のpH値を適正範囲内で長期間安定させることができます。さらにCANNA AQUAには植物の生長促進効果の高いケイ酸塩、フミン酸、ルボ酸、海藻由来のエキスが配合されています。CANNA肥料には多天然成分と同じ吸収促進効果があります。植物に無理なく吸収されるので、最体内のバランスを改善し細胞を強化します。
Aqua Vega
健康な生長期の植物は、生長が早く、横枝と根がシッカリと張り、太くガッシリと育ちます。AQUA Vegaには、このようなプラントに育てられる肥料バランスが配合されています。非常に吸収性の高い窒素成分と最高グレード品質 のEDDHA鉄、そして微量要素が配合されています。
Aqua Flores
開花期の植物は、花芽が豊富につけばつくほど体力を消耗するため、適正なバランスと量の肥料養分をきちんと与えて、吸収させる必要があります。AQUA FLORESは、開花期に必要な肥料バランスがたっぷりと配合されています。植物は開花期に移行すると、急激にリン酸とカリウムの要求量が増えるかわりに、窒素の吸収量が低下します。AQUA FLORESは、植物の生長段階の変化にともなう肥料バランスの変化にあわせた配合になっているため、キレート化された微量要素群の吸収がさらに高まります。
CANNA Additives(活力剤)
CANNA AQUAは、植物の生長期と開花期のそれぞれで、最適な肥料バランスを与えることができるベース肥料です。CANNAの活力剤ラインナップ、根の活力剤リゾトニック、酵素系活力剤のキャナザイム、開花促進肥料PK13/14、開花ブースター活力剤のキャナブースト。植物の生長段階ごとに、分かれたこれらの活力剤と一緒に与えると、植物の各生長をさらにバックアップして、収穫量とクオリティーをアップさせることができます。